旬彩だより

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2014.12.28冬の野菜

寒い日が続いています。温かい食べものが美味しい季節ですね。スープや鍋ものなど 冬の食卓に欠かせない『白菜』について紹介します。

 

キャベツと同じアブラナ科に属し、中国原産で 明治の初め日本に導入されました。全国的に栽培されるようになったのは大正末期になってからです。出荷のピークは12月で、この頃に味が最もよくなります。ビタミンCが豊富で、カルシウム、カリウム、亜鉛、マグネシウムなどのミネラルもバランスよく含まれています。中でもカリウムが多く、食物繊維も豊富ですので、塩分排出作用や利尿作用、便秘解消や大腸がん予防、高血圧予防などの効果が期待されます。鍋もの、炒めもの、漬けもの、ギョウザ、あえもの、サラダ、クリーム煮など、応用範囲の広い 冬の万能野菜です。

 

<メモ>

白菜は中心部に甘みがあります。内側から外側へ向かって食べると最後までおいしく食べられます。

白菜にみられる黒い斑点は、栄養をとりすぎた結果生じるもので元気に育った証拠です。

安心して召し上がってください。

 

<簡単レシピ>

=鮭缶と白菜の鍋= 1人分 約120kcal 塩分1.3g

 

《 材料(2人分)》

鮭水煮缶  100g

白菜        2-3枚

エリンギ(薄切り)50g

長ねぎ(斜め薄切り)2本

 

A

水 1/3カップ

しょうゆ 小さじ2

酒 大さじ1/2

コチュジャン 小さじ2/3

 

《 作り方 》

①   白菜は2-3cm幅のそぎ切りにする。

②   鍋の中央に鮭を、周りに野菜を入れる。エリンギ以外のキノコやしらたきを加えてみても。

③   薄切りのにんじんをほんの少量加えたり、またはねぎの葉の緑を活かすと彩りがよくなります。

④ Aを混ぜ合わせて②の鍋に入れ、5-6分煮る。コチュジャンの替わりにみそを使ったり、好みでにんにくすりおろしを少量加えてもよいでしょう。