「旬彩だより」の記事一覧
- 2016.11.13冬の野菜
『 大根 』がおいしい季節です。中国から日本に伝わり、奈良時代の歴史書「古事記」には、春の七草「すずしろ」と記録されています。だいこんと呼ばれるようになったのは室町時代ごろから。本格的に栽培されるようになったのは、江戸時代です。春から夏はやや辛く、秋から冬にかけて甘みが増しておいしくなります。ビタミンCと消化酵素アミラーゼ(ジアスターゼ)が豊富に含まれ、生のまま食べると酵素が活かされて、胃もたれ解 […]
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- 2015.11.4カーボカウントについて
収穫の秋もあっという間に過ぎ、季節は早くも冬に向かっています。今月は当院でも注目の『カーボカウント』について紹介します。 「カーボカウント」は食事中の炭水化物量を把握すること、ひいては炭水化物の血糖への影響を知り、それに見合ったインスリンを適切に打つことで血糖コントロールを行う方法です。 「カーボカウント」は1994年頃からADA(アメリカ糖尿病協会)により広く普及されましたが、わが […]
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- 2015.3.17春の野菜
3月も半ばを過ぎました。雪解けが進み 日増しに陽射しも力強くなってきました。 今月は 匂い立つ春野菜『 にら 』について紹介します。 ユリ科に属するネギ類の一つで、道南の知内町が道内一の生産量を誇る産地として知られています。 原産は東アジアとされ、中国から伝わりました。日本でも「古事記」や「万葉集」に記載があり、薬草として古くから利用されてきました。3月になると冬期間の休眠から覚めて […]
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- 2014.12.28冬の野菜
寒い日が続いています。温かい食べものが美味しい季節ですね。スープや鍋ものなど 冬の食卓に欠かせない『白菜』について紹介します。 キャベツと同じアブラナ科に属し、中国原産で 明治の初め日本に導入されました。全国的に栽培されるようになったのは大正末期になってからです。出荷のピークは12月で、この頃に味が最もよくなります。ビタミンCが豊富で、カルシウム、カリウム、亜鉛、マグネシウムなどのミ […]
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